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奥多摩観光名所!鍾乳洞と奥多摩湖

奥多摩の鍾乳洞

関東No.1の規模 日原鍾乳洞

奥多摩町西原には、かつては山岳信仰で栄えた「日原鍾乳洞」があります。鍾乳洞とは、もともと海底に眠っていた石灰岩が地殻変動によって地上に隆起し、雨水や地下水によって浸食され出来た洞窟のこと。天井からつらら状に垂れ下がる「鍾乳石」は3cm伸びるのに200年、筍のように天井に向かって伸びる「石筍」は400年かかるといいます。そのことを知った上で鍾乳洞に足を踏み入れれば、地球の力強さと神秘を感じることでしょう。

関東No.1の規模を誇る日原鍾乳洞の洞内は、通路が整備されているので洞内巡り(約40分)を楽しめます。大きく分けて旧洞と新洞に分かれており、特に新洞の石筍と石柱(鍾乳石と石筍がつながったもの)の発達は見事です。ひときわ大きい石筍「白衣観音」や、巨大カエルのような「ガマ岩」、今にも吸い込まれてしまいそうな「天井知れず」など、各々の形から名付けられた自然の彫刻が点在しています。

雨の日やその後日は、鍾乳洞内にたくさんの水滴が垂れてきます。簡易カッパがあると便利です。

アクセス方法

電車の場合、JR青梅線の終点奥多摩駅から西東京バスに乗り継ぎ向かいます。平日は「鍾乳洞行」、土日休日は「東日原行」で終点まで乗り、そこからそれぞれ徒歩5分と25分かかります。バスは本数が少なく1時間に1本以下なので、事前に時刻表を確認することをお勧めします。

タクシーも拾えますが、時間帯によっては駅前に待機していないこともあります。また、山道なのでバスとタクシーの所要時間に大差はありません。

車の場合は、圏央道青梅ICから約50分、日の出ICから約60分です。駐車場はありますが台数に限りがあり、混雑時は駐車待ちで1〜3時間を要することもあります。混む前の朝10時ぐらいまでに行くか、バスの利用をお勧めします。


自然に癒される奥多摩湖ドライブ

自然がいっぱい奥多摩湖ドライブ

奥多摩湖でドライブといえば「奥多摩周遊道路」が有名です。奥多摩湖から檜原村に至るまでの19.4kmで、一年通して奥多摩の自然を感じることができ、春の桜や秋の紅葉はもちろんのこと、すばらしい雪景色も見られます。積雪や凍結のため通行止めになることもあるので、冬にドライブ計画する際は事前確認をお勧めします。

ドライブルートにはいくつも休憩ポイントがあるので、運転手さんもしっかり景色を楽しむことができます。例えば、「月夜見第一駐車場」はルート中最も眺めの良いところで、奥多摩湖を見下ろせます。「風張峠駐車場」は標高1146mで、ルート内最高地点です。そして「浅間尾根駐車場」は月夜見第一に次いで眺めの良いところで、東京スカイツリーが遠くに見えることもあります。

奥多摩湖側にはドライブインや「やまのふるさと村」、檜原村側には「都民の村」があるので、どちらでもランチ・お茶休憩が可能です。また、周遊道路は夜間通行禁止になることもあり、特に休日の午後は渋滞が予想されます。早めの時間にドライブを楽しむのがお勧めです。

奥多摩のキャンプ場情報

キャンプ場の比較ポイント

奥多摩には複数のキャンプ場があり、宿泊はもちろん日帰りでの利用が可能な場所も多くあります。比較ポイントを知って自分好みのキャンプ場を見つけましょう。

まずは宿泊スタイル。コテージはバス・キッチンが付いているので、まるで別荘気分を味わえます。バンガローに泊まれば飯盒炊飯やバーベキューなどキャンプ気分の食事を楽しめます。思いっきりキャンプを楽しみたい人にはテントがお勧めですが、レンタルテントがない場所もあるので確認をお忘れなく。

次に日帰りスタイル。日帰りで釣りやバーベキューを楽しみたい人は、デイキャンプを受け付けているキャンプ場を選びましょう。釣りの場合、施設利用料は発生しますが予約は基本必要ありません。バーベキューサイトのみの利用は無料だったり、予約不要の場所もありますが、基本要予約、食材を注文する場合は完全予約制です。

奥多摩のJR青梅線は大自然の中を走る電車なので、日帰りでも利用しやすい駅近のキャンプ場もあります。


奥多摩の釣りができるキャンプ場

釣りができるキャンプ場

「キャンプといえば」のアクティビティの1つに釣りがあります。アメリカキャンプ場や境渓谷キャンプ場のように釣り堀を所有しているところもあれば、川井キャンプ場のように川釣りを行っているところもあります。氷川キャンプ場のすぐ近くには氷川国際ます釣場もあります。場所によっては自分で釣った p 魚をその場で塩焼きにしてくれるサービス(有料)もあるので、思い出作りにお勧めです。

また、「マスのつかみ取り」ができるキャンプ場もあり、お子様連れの方にお勧めです。


奥多摩の日帰りBBQができるキャンプ場

日帰りBBQができるキャンプ場

奥多摩には日帰りでBBQを楽しめるキャンプ場も多くあります。

手ぶらでBBQを楽しめるのは川井キャンプ場、アメリカキャンプ村、鳩の巣バンガローです。どこも駅近で、電車で日帰りの人が利用しやすいロケーションです。

川遊びに森林浴も楽しめる奥多摩の大自然にどっぷりのBBQサイトには、境渓谷キャンプ場が挙げられます。こちらは器材レンタルはありますが、食器・食材は持参になります。

山のふるさと村は利用料は無料ですが、予約が必要になります。

その他詳しくは書くキャンプ場にお問い合わせください。

奥多摩のおすすめグルメ・名物

奥多摩の絶品釜飯

奥多摩名物!絶品釜飯

奥多摩の名物といえば釜飯です。地元の山菜やきのこ、野菜と一緒に炊き込んだ釜飯と一緒に、水炊き、お味噌汁、漬物、しめじの天ぷら、刺身こんにゃくなども楽しめる贅沢なセットになっています。

奥多摩産しめじと奥多摩の水で作るきのこ釜めしが人気の「なかい」や、川沿いの席から多摩川が見られ、健康・食材にこだわっている「奥多摩釜めし『ゆう』」、山菜や川魚などの手作り田舎料理の店「鳩の巣釜めし」などが有名です。


日本酒

元禄15年創業の酒蔵『澤乃井』

奥多摩には元禄15年(1702年)創業の酒造「澤乃井」があります。澤乃井がある青梅市沢井の地名は、豊かな名水が沢となって流れることが由来となっています。日本酒を作るには、何と言っても良い米と良い水が欠かせません!澤乃井の美酒は、その奥多摩の名水を「仕込水」として使うことで生み出されているのです。

澤乃井では随時酒造見学を受け付けています(予約制)。また毎年10月の第4土曜日には蔵開きを開催しています。

奥多摩の温泉

奥多摩の温泉

ぶらっと行ける日帰り温泉

都心からでもぶらっと日帰りで温泉を楽しみに行ける、これも奥多摩の良さの1つです。奥多摩エリア内には各所に温泉の源泉があり、それぞれ泉質と効能が違うため、温泉巡りも楽しんでみてはいかがでしょうか?

数ある温泉施設の中、「もえぎの湯」「つるつる温泉」「瀬音の湯」などは日帰り入浴情報がわかりやすく提示されていますが、「玉翠荘」や「荒澤屋」のようにホームページからは日帰り入浴の情報が見つかりにくい宿もあります。そのため奥多摩行きを計画中に興味のある温泉宿を見つけたら、まずは直接問い合わせてみることをおすすめします。

また、個室の貸切風呂を利用できる施設もありますが、東京都の条例により「10歳以上の男女の混浴が禁止」とされています。日帰りの場合、異性のカップルはもちろん家族風呂としても利用できないのでご注意ください。

源泉100%『もえぎの湯』

奥多摩の地下深く、日本最古の地層から湧き出ている源泉100%の温泉が「もえぎの湯」です。露天風呂からの多摩川と山並みの展望が自慢で、内風呂、足湯まで楽しめます(足湯のみの利用も可能)。奥多摩の自然に囲まれ多摩川のせせらぎも聞こえてくる露天風呂は、日々の疲れを癒すのにもってこいの場所でしょう。JR青梅線の奥多摩駅から徒歩10分なので、電車でも立ち寄りやすいロケーションです。

温泉内に備え付けられているものはリンスインジャンプーのみで、タオルは販売のみされています。「手ぶらで温泉」も可能ですが、自分の入浴セットがあるとより心地よく温泉を楽しめるでしょう。

また、温泉利用料の割引サービスやクーポンも用意されていたり、混雑状況によっては営業時間が変更になる場合もあるので、事前に公式ホームページを確認することをお勧めします。

住所:東京都西多摩郡奥多摩町氷川119−1

美肌になる『つるつる温泉』

「つるつる温泉」は地下1500mから汲みあげるアルカリ成分が高い温泉で、つかればお肌が「つるつる」になる美肌の湯としても評判です。それを裏付けるかのような浴室の名前も興味深く、和風の「美人の湯」と洋風の「生涯青春の湯」の2つがあります。「美人の湯」が女湯になるのは偶数日、男湯になるのは奇数日で、「生涯青春の湯」はその逆です。

施設内の食事処では、奥多摩名物の釜めしが食べられます。しかもここの釜飯は簡易コンロと一緒に配膳され、30分で炊き上がるというユニークな演出がされています。

つるつる温泉へはJR五日市線の武蔵五日市駅が便利です。そこからは路線バスとしては珍しい「機関車型バス青春号」が運んでくれます。また、JR青梅線の御嶽駅から御岳神社を参拝し日の出山を登るという、奥多摩の入門的な登山コースのゴール地点にもなっていますので、登山の疲れを癒すのにもお勧めの場所です。

住所:東京都西多摩郡日の出町大久野4718


奥多摩の温泉

泊まりでゆっくり疲れを癒す

奥多摩は登山やハイキングのイメージが強い場所ですが、実は隠れた温泉エリアでもあります。例えば奥多摩町は、狭い地域ながらも4種類の源泉を持ち、それぞれ泉質と効能が違うため温泉巡りを楽しめます。しかし、源泉の1つ松乃温泉につかれるのは「水香園」のみで、宿泊客のみ入湯可能な温泉宿です。

他の3つの源泉は日帰り利用し、最後の1つは泊まりでゆっくり堪能するというのはいかがでしょうか?

奥多摩町に限らず、奥多摩エリアには宿泊客のみ利用可能で違う源泉の温泉宿が多数あります。日常の疲れを癒す機会として、ちょっと都心を離れ大自然の中に泊まってみるのはおすすめです。

また、「ぶらっと行ける日帰り温泉」で紹介しましたが、温泉の日帰り利用の場合、東京都の条例により「10歳以上の男女の混浴が禁止」されています。ご夫婦やご家族で貸切風呂を利用したい場合は、泊まりで利用することをおすすめします。宿泊客の貸切風呂の混浴利用は問題ありません。

日帰り利用もOK『瀬音の湯』

「瀬音の湯」は国内屈指のアルカリ度の高い泉質が評判の温泉宿です。ぬるぬるのお湯は美肌効果があり、疲労回復やストレスによる諸症状にも効くので、日常を忘れてゆっくりするのにおすすめの場所です。また、宿泊はコテージ、温泉には貸切風呂が、そしてダイニングは個室での食事も可能なので、非日常ながら自分の時間をたっぷり楽しむことができます。

日帰り利用も可能なことでも口コミ評価の高い瀬音の湯では、足湯も無料で楽しむことができます。建物入り口前に設置してあるので、奥多摩の新鮮な空気を味わいながら体を温めてみてはいかがですか?

住所:東京都あきる野市乙津565番地