関東の主なラフティングエリア
川遊び満載!子供と一緒に長瀞ラフティング
長瀞ラフティングは、埼玉を流れる荒川の上流部で行われており、近年注目を集めているラフティングスポットです。その名の通り「長い」「瀞場(とろば)」が特徴で、流れが穏やかな場所(瀞場)では、国指定の名勝・天然記念物「岩畳」と荒川の浸食によってつくられた急な壁「秩父赤壁」の壮大な景色が待っています。もちろん、季節の移り変わりを目で楽しめる木々の色の変化も見事です。
小学生から参加できる長瀞ラフティングでは、川遊びが満載なのも特徴です。ライフジャケットのまま川に飛び込みプカプカ川下りをしたり、ボート対抗で水のかけ合いをしたり、バランスゲームをして川に落ちてみたりと、大人も子供も一緒に楽しむことができる内容になっています。
アクセス方法
車の場合は、関越自動車道の花園ICより約30分です。基本的には無料の駐車場がありますが、台数に限りがある場所もあるので、グループの場合は乗り合いなど少ない台数で行くことをおすすめします。
電車の場合は、秩父鉄道の長瀞駅もしくは上長瀞駅から徒歩2〜6分です。野上駅から徒歩20分のところもあり、そこは無料送迎を行っています(要予約)。
日本屈指の激流!水上ラフティング
利根川の最上流で楽しめるのが、日本屈指の激流で有名な水上ラフティングです。世界大会の予選会が行われるほど激流のグレードが高い利根川は、日本三大暴れ川の1つで「坂東太郎」の異名を持ちます。
世界レベルの激流を作り出すのは、谷川岳の雪解け水です。毎年4月〜6月はダムの放流も加わり水量が豊富で、春限定の水上一の激流スポット「紅葉峡」に行けるチャンスも増えるため、激流ファンで賑わいます。もちろん初心者でもガイドがしっかりサポートしてくれるので心配ありません。スリル満点・迫力満点の「天然ジェットコースター利根川」は、一度体験してみる価値大アリです!
アクセス方法
車の場合は、関越自動車道水上ICより約1〜15分で、無料駐車場が用意されています。場所によっては台数に限りがあるので、事前確認をおすすめします。
電車の場合は、JR上越線の水上駅か上越新幹線の上毛高原駅から無料送迎が付いています(要予約)。近隣宿泊施設からの送迎も行っているので、ご利用の宿が送迎対象かどうか、直接問い合わせてみることをおすすめします。
滝つぼダイビング・滝打ち 鬼怒川ラフティング
日光国立公園内に位置する鬼怒川は、栃木県でラフティングを楽しめるスポットで、自然の魅力をとことん感じられる全長6kmのコースになっています。
まずコース前半では、川沿いにそびえ立つ40mもの絶壁と巨岩・奇岩がお出迎え。加えて3つの急流スポットが続き、自然の力強さを感じずにはいられません。そして流れが穏やかな後半では、ラフティング恒例の川遊び以外にも、滝つぼにダイビングしたり滝打ちをしたりという、水のパワーを感じるアクティビティも待っています。また、天然温泉が流れ込んでいるポイントがあったり天然打たせ湯を楽しめたりと、温泉地鬼怒川ならではの自然の魅力にも出会えます。
アクセス方法
車の場合は、東北自動車道の宇都宮ICか日光宇都宮道路の今市ICより20〜30分で、無料駐車場がご利用いただけます。
電車の場合は、東武鬼怒川線の小佐越駅か鬼怒川公園駅から徒歩2〜10分ですが、無料送迎サービスも行っています。近隣宿泊施設からの送迎も含め事前予約が必要なので、詳しくは直接問い合わせることをおすすめします。
大激流なら赤城ラフティング
利根川上流部の下流域、水上よりも下流の方で楽しめるのが赤城ラフティングです。利根川ならではの激流に加え、赤城ラフティングでは「大きなウェーブ」が楽しめます。
特に雪解け水が流れ込む4〜6月は、豊富な水量によって生み出される大うねりがたまりません!この時期は、約20〜30kmのロングコースを下る充実感溢れるラフティングを楽しむことができます。
壮大なアドベンチャーは激流での大うねりにはじまり、ラフティングコース上にかかる橋からのジャンプ、赤城山と榛名山を望める開放的な景観など魅力がたっぷりです。
そして、赤城のもう1つの魅力が温泉です。ラフティングのゴール到着後、赤城温泉に直行できるツアーも紹介しています。
アクセス方法
車の場合は、関越自動車道の赤城ICより5〜10分もしくは渋川伊香保ICより15分です。無料駐車場が完備されています。
電車の場合は、JR上越線の敷島駅から徒歩15分ですが、無料送迎のサービスも行っています(要予約)。また上越線の本数が少ないため、事前に時刻表を確認しておくことをおすすめします。
奥多摩で人気のアクティビティ一覧
キャニオニング・シャワークライミング 天然のウォータースライダー
奥多摩は都心から一番近いキャニオニング・シャワークライミングのスポットで、豊かな自然との一体感を味わえるアクティブな遊びが「ギュッ」と凝縮されているツアーが魅力です。
キャニオニングは川や沢の流れとともに渓谷を下っていき、逆にシャワークライミングは沢を登っていくリバースポーツです。木々の間から射し込む太陽の下、豪快に曲がりくねる渓谷を通り、苔が生した大小様々の岩を超え、水の通り道の岩が削られてできた天然ウォータースライダーを滑り下りたり、天然のプールで泳いだり、滝を遡ったり!ロープを使って滝を上り下りする際は、冒険家気分を味わえること間違いありません。
リバーブギ・ボード スリルはラフティング以上!
リバーブギ・ボード(ハイドロスピード)とは、海でいうボディボードのようなアクティビティで、川用に作られた特製のボードに上半身を乗せ、足にはフィンを履き、川を下っていきます。うつ伏せの状態なので川の水面との距離が近く、そのスリル感はラフティング以上です。
奥多摩にある多摩川は年間通して水量が安定しているため、シーズン中はいつでも気持ち良くリバーブギ・ボードで遊べるのが魅力です。コンディションによっては海と同じようにサーフィンを楽しむこともできます。時にはひっくり返ることもありますが、それがまた爽快感を誘います。ひっくり返っても急流の後は必ず穏やかな流れになっていますので、安心して楽しむことができます!
カヌー・カヤック のんびりと贅沢な時間を楽しもう
奥多摩でカヌー・カヤックを楽しめるのは、多摩川とダム湖の白丸湖です。のんびり時間を過ごしたい人には白丸湖が、川下りに挑戦したい人には多摩川がおすすめです。
白丸湖は緑豊かな谷あいにあり、風が弱く湖面が穏やかなため初心者でも安心です。時間に余裕を持ったツアーが組まれているので、のんびり湖面に浮かびながら都会の喧騒を忘れるという贅沢な時間を楽しめます。
多摩川では、川の流れを読みながら川を漕ぎ下るという、リバーカヤック特有の楽しみ方「ミニ川下り」が体験できます。
どちらも楽しみたいという人には、白丸湖でゆっくりカヤックに慣れた後流れ込みまで遡り、多摩川の流れを楽しむという1日コースもおすすめです。
リバーSUP 自由度抜群
他のリバースポーツとは違う、高い視点から湖や自然を眺められるのがリバーSUP(スタンドアップパドル)の魅力です。奥多摩では多摩川のダム湖「白丸湖」でのんびりSUPツーリングを楽しめます。
そとあそびが紹介しているSUPツアーでは、初心者でも立って漕ぎやすい幅が広く浮力が高いボードを使用します。座ったままの姿勢で練習を開始しますが、慣れてしまえば自由度抜群!ボード上でも簡単に姿勢を変えられます。湖の真ん中の水面に立ち周囲を眺められた時は、今までにない感動を味わえるでしょう。
底が見えるほど透明な湖水を上から覗き、手が届くほどの距離で桜や紅葉を眺められるなど、魅力たっぷりの奥多摩リバーSUPです。