ウィンドサーフィン初心者のための入門講座では、ウィンドサーフィンに関しての基礎知識をわかりやすく丁寧に説明しています。まずは基本を理解して上達のコツやヒントをつかんで中級者、そして上級者を目指してください!
【自然との一体感を感じられるマリンスポーツ】
風をきって水上を爽快に進むウィンドサーフィンは、自然との一体感を感じられるマリンスポーツです。
初めて体験される方は、スクールやガイド付きツアーなどで基礎を学び、その後は本格的な趣味や生涯スポーツとして行っている方、プロとして競技に出ている方など幅広い層に楽しまれています。
そんなウィンドウサーフィンは、海、湖、河川、池など風があればどこでも体験できるアウトドアレジャーとして人気があります。
そこで、「ウィンドウサーフィンって何?」という基本的な疑問から、色々なウィンドウサーフィンの楽しみ方までをご紹介します。ぜひ、あなたにあったスタイルを見つけてみてください。
【ウィンドサーフィンって何?】
サーフボードのような板(ボード)の上に、ヨットで使うような帆(セイル)を付けて、風を捉えて水上を進むマリンスポーツです。その使用するアイテムから「ボードセーリング」ともいいます。
常に背中に風を感じながら、風の方向に対して垂直に進んでいき、体重移動とエッジを使って進路や方向を変えることができます。ボードが水面上に浮き上がり、水切りの様に滑走(プレーニング)ができるようになるまではかなりの練習が必要ですが、慣れてくれば回転したり飛び跳ねたりといったテクニックも楽しめます。
帆に風を上手く捉えて、大海原や湖上を進む気持ち良さは、一度体験すると忘れれないほどの楽しさがあります。
【ウィンドサーフィンに必要なアイテム】
ウィンドサーフィンは、ボードとセイル、ブーム・マスト・ジョイント・ジョイントベースなど、多くの道具を必要とします。
また、夏場は日焼け対策にラッシュガードと短パン、ハットなどで十分ですが、他の季節はウェットスーツやドライスーツを着用します。
そのため、初心者はスクールやツアーなどでレンタルしてから、目指すスタイルに合わせて自分に合ったアイテムを揃えましょう。
使用する道具が多いウィンドサーフィンですが、艇庫を借りることができれば、ボード一式はそこに保管し、身軽な格好でフィールドに行くこともできます。
【ウィンドサーフィンの種類、それぞれの楽しみ方】
ウインドサーフィンは、風の強さや使用する道具などで、色々な楽しみ方やスタイルがあります。
フリーライド
特にスタイルにこだわららず、自由にフィールドを楽しむフリーライド。まずは、スクールやガイドが付いたツアーにて、基本動作である「プレーニング」を覚えます。ボードの上に立って、水面を安定的に進むには練習の積み重ねが必要になりますが、慣れてくれば、速いスピードで水面を滑走する楽しさを味わえます。
フリースタイル
平水面でジャンプや回転などのトリックを楽しむフリースタイル。風の力を利用して、レベルに合った技に挑戦してみましょう。初心者から上級者まで500種類以上のテクニックがあります。
ウエイブ
主に海でサーフィンのように波に乗ったり、波をジャンプする遊びです。基本ができていないとなかなか難しいテクニックですが、成功した時の爽快感は抜群です。
レース
海のF1と呼ばれているウィンドサーフィン。レースは、その名の通りゴールまで誰が一番速く辿り着けるかを競うスポーツです。オリンピック種目や国体種目にもなっているため、日本でも色々なところで開催しています。初心者でも参加できる大会もありますので、基本動作であるプレーイングを覚えたら参加してみてはいかがでしょうか。
【ウィンドサーフィンの歴史】
ウインドサーフィンの歴史は浅く、はじめて行われたのは1968年頃。セイリング(ヨット)とサーフィンを合わせたような複合型のスポーツとしてはじめられました。日本では、1973年に神奈川県の湘南・葉山マリーナにて行われたのが最初と言われています。2005年にスポーツの中心的組織となるPWA(Professional Windsurfers Association)が発足し、現在ではオリンピック種目にもなっています。
ウィンドサーフィンの魅力を存分に楽しもう!
ウィンドサーフィンは、あなたの興味をくすぐりましたか?
日本国内では静岡・御前崎、兵庫・甲子園浜、滋賀・琵琶湖、神奈川・湘南や三浦、千葉・検見川などの人気スポットや、沖縄、ハワイ、サイパンなどの南国エリアでも楽しめます。
《そとあそび》では、全くの初心者でも、その日のうちにセイリングを体感できるようプログラムされたスクールを中心に紹介しているため、経験やスキルがなくても安心して体験することが可能です。人工的な動力は一切使わず、自然との一体感を感じられるマリンスポーツだからこそ、お気に入りのフィールドで、ウィンドサーフィンの魅力を存分に味わってみてはいかがでしょうか。