1月の北海道旅行ならここ!冬の絶景&イベント・温泉スポット15選 2023.12.10 スノーシュー 北海道
辺り一面を真っ白な雪に覆われた白銀の世界…冬本番を迎える1月の北海道は、旅行先としてとっても魅力的です。雪をテーマにしたイベントや雪見温泉など、北海道ならではの楽しみにあふれたスポットがめじろ押し!
今回は1月に北海道を旅行するなら、ぜひ立ち寄りたいおすすめのスポットをご紹介します。体を動かしながら雪景色を楽しめるアクティビティも見逃せませんよ。
【目次】
■北海道の1月は寒い!気温と旅行する際の服装は?
■幻想的な雪景色と注目の冬イベント!
- 1.白金青い池・白ひげの滝
- 2.糠平湖のアイスバブル
- 3.大津海岸のジュエリーアイス
- 4.小樽・余市ゆき物語
- 5.はこだて冬フェスティバル
- 6.五稜星の夢
- 7.星野リゾートトマム アイスヴィレッジ
- 8.おびひろ氷まつり
- 9.千歳・支笏湖氷濤まつり
- 10.定山渓温泉 雪灯路
- 11.層雲峡温泉氷瀑まつり
■雪見温泉で癒やしのひとときを!
- 12.湯の川温泉「湯元 啄木亭」
- 13.定山渓温泉「定山渓鶴雅リゾートスパ 森の謌」
- 14.層雲峡温泉「層雲峡 朝陽亭」
- 15.川湯温泉「川湯観光ホテル」
■雪景色の中に飛び込むアクティビティ!
- 雪化粧した駒ヶ岳山麓でホーストレッキング
- 迫力の氷瀑を堪能!スノーシューで支笏湖探索
- 南富良野で氷上ワカサギ釣りに挑戦!
- 冬の絶景を目指して摩周湖エリアをトレッキング
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北海道の1月は寒い!気温と旅行する際の服装は?
1月の北海道を訪れるなら油断は禁物!しっかりとした防寒が必要です。
都市部である札幌ですら1月の平均気温は−3.2℃。最高気温でも−0.4℃と、1日中氷点下の寒さが続きます。1月は降雪量も多く、札幌や旭川ではほぼ毎日雪が降ります。防寒のためにマフラーや帽子、手袋で肌の露出を極力減らしましょう。
上着はフード付きのダウンジャケット、その下は温かい素材のセーターやトップス、保温効果の高いインナーといった感じで2~3枚重ね着をするのがベスト。ボトムも防寒対策は必須で、パンツの下にスパッツやタイツを併用するのがおすすめです。
雪の多い北海道では、靴は防水機能の高いスノーブーツを選ぶのが無難。滑り止め機能が付いたソールの靴ならなお◎です。厚手の靴下を履くか重ね履きをするなど、足元からくる冷え対策も忘れずに!
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幻想的な雪景色と注目の冬イベント!
北海道の冬といえば雪景色はもちろん、氷雪を使ったイベントが見もの!開催数が多いのは2月ですが、1月からスタートするイベントも多いので、ぜひ訪れて幻想的な空間を楽しみましょう。
1.人気のスポットが冬はさらにパワーアップ!「白金青い池」「白ひげの滝」
にごり湯が特徴の「白金温泉」で有名な美瑛の白金にある「白金青い池」。池の水面から出た立ち枯れのカラマツが、幻想的な風景を作り出すことで人気のスポットです。
池の水の成分や太陽光などの条件がそろうときれいな青色になるため、フォトスポットとしても話題の場所!真冬には雪が降り積もって青色の水面は見られませんが、吸い込まれそうなほど静謐で神聖な風景を堪能できますよ。
また、青い池から約2.5kmのところにある「白ひげの滝」も冬に訪れたいおすすめのスポット。自然岩の間から地下水が勢いよく流れ出る姿は美しく、冬はさらに雪が彩ります。
どちらも11月から4月までの期間限定でライトアップを実施中。白ひげの滝から白金温泉街までは徒歩5分ほどなので、ぜひあわせて足を運んではいかが。
- 北海道上川郡美瑛町白金
- 0166-92-4321(美瑛町商工観光交流課)
・ライトアップ点灯時間:白ひげの滝・青い池ともに16:30~
※月により開始時間が異なる
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2.クラゲ?胞子?自然が作り出す氷の芸術「糠平湖のアイスバブル」
「アイスバブル」とは湖に含まれているメタンガスが浮かび上がる際に、気泡となって凍った湖面に閉じ込められてしまう現象です。
氷の中に何層にも重なる白い気泡はまるで植物の胞子のよう。有機的なフォルムを持ったこの氷の芸術が現れるのは、湖面が凍るほど気温の低く、さらに湖面がむき出しになる晴れた日であることが条件です。
これらの条件がそろった湖が、大雪山系の麓にあるワカサギ釣りでも有名な「糠平湖(ぬかびらこ)」です。糠平湖は音更川をせき止めるために造られた人工湖で、周囲を取り囲む豊かな原生林と湖北にある「タウシュベツ川橋梁」の幻想的な冬景色などで人気のスポットになっています。
アイスバブルを見るにはスノーシューなどを履いて湖面を探索しますが、途中ガス穴ができていることもあるため移動する際には十分にお気をつけください。
- 北海道河東郡上士幌町ぬかびら源泉郷
- 01564-4-2261(ひがし大雪自然ガイドセンター)
・見頃:例年1〜2月
3.海岸はまるで天然の美術館!「大津海岸のジュエリーアイス」
帯広市街から車で約1時間、豊頃町の大津海岸で冬の間だけ見られるのが、奇跡のような自然現象「ジュエリーアイス」です。
十勝川から太平洋に流れ出した氷が波にもまれて角が取れ、再び大津海岸に打ち上げられたときには透明度が増して宝石のようになっていることから、ジュエリーアイスと呼ばれるようになりました。
氷の中まで光が届くので周囲の環境によってくるくると色が変わり、見るたびに印象が変わるのも自然の造形ならでは。チケットを払って美術展に行くのもいいですが、たまにはこんな芸術鑑賞もいかがでしょうか。
- 北海道中川郡豊頃町大津元町
- 015-574-2216(豊頃町観光協会)
・見頃:例年1月中旬〜3月上旬
4.海のように青く浮かび上がる小樽運河は必見「小樽・余市ゆき物語」
運河とイルミネーションという最強の組み合わせによる「小樽・余市ゆき物語」。北海道でもとりわけ人気の高い観光地・小樽を中心に、冬の街歩きがもっと楽しくなるよう随所に光の装飾が施された広範囲にわたるイベントです。
一番の見どころは小樽運河の浅草橋から中央橋にかけて1万個のLEDによってブルーに彩られるライトアップ。まるで海のように青く浮かび上がる運河は、見ているだけでもため息が出るほどロマンチック。
しかし、もっと青の世界観に没頭したいのであれば、運河クルーズで水面からイルミネーションを眺めることがおすすめ。ゆらゆらと水面に映るブルーの光と実際の光、二重にライトアップを楽しめるのでお得ですよ!
- 北海道小樽市・小樽運河周辺、余市町・JR函館本線「余市」駅周辺
- 0134-33-2510(小樽観光協会)/0135-22-4115(余市観光協会)
・開催期間:2023年11月1日~2024年2月18日
・入場料:無料
5.きらびやかに輝く夜の函館に心躍る!「はこだて冬フェスティバル」
美しい夜景が人気の函館で、絶対に外せない冬のイベントといえば「はこだて冬フェスティバル」!北海道屈指のイルミネーションイベントといわれる「はこだてイルミネーション」を中心に、毎年12月~2月末にかけて開催されます。
期間中は、函館山の麓に位置する元町地区の街がライトアップされ、きらびやかに光り輝きます。教会や歴史的な建造物が立ち並ぶ異国情緒あふれる街並みと、見晴らしの良い坂道という絶好のロケーションも相まって、まるで別世界にいるかのような夜の散策を楽しめます。
さらに、2月になると楽しみが倍増!毎週土曜日には緑の島で「はこだて冬花火」が打ち上げられ、夜空を幻想的に彩ります。空気が澄みわたる冬は、函館山からの夜景や街の明かりもひときわ輝いて、夜の函館を楽しみ尽くせるベストシーズン!昼間の観光だけにとどまらず、ロマンチックな函館の冬ならではの魅力にぜひふれてみてくださいね。
- 北海道函館市元町
- 0138-27-3535(はこだて冬フェスティバル実行委員会)
・開催期間:2023年12月1日~2024年2月29日(イルミネーションも同期間)
・入場料:無料
6.周囲1.8kmの星形が夜の街に浮かび上がる「五稜星の夢」
戊辰戦争の最後の舞台となった「五稜郭」。その歴史がドラマチックなのと同様に、見事な星形をした西洋式城郭もまた時代を超えて多くの人を魅了する史跡となっていますが、冬季には周囲がライトアップされてさらに魅力を増します!
「五稜星の夢(ほしのゆめ)」と題されたイルミネーションは、1周約1.8kmの星形にめぐらされた堀が2,000個の電球で彩られる幻想的なイベントです。雪があるときとないときで見え方が変わるのも見どころですが、おすすめは五稜郭タワーの展望台から見るイルミネーションの全貌です。函館の街にくっきりと浮かび上がる星形の光を、冬の思い出として目に焼き付けませんか?
12月2日と2月25日には花火の打ち上げがあるほか、五稜郭タワー1階のアトリウムもイルミネーションが施されるので、ぜひ注目してくださいね。
- 北海道函館市五稜郭町44-2
- 0138-51-4785(五稜星の夢実行委員会)
・開催期間:2023年12月1日~2024年2月29日
・開催時間:日没〜19時(五稜郭タワーは18:00まで)
・入場料:無料
※五稜郭タワー展望台は有料(大人1,000円、中・高校生750円、小学生500円)
7.氷のバーに氷のホテル!どこまでも氷の街が出現「星野リゾートトマム アイスヴィレッジ」
最低気温が−30℃にもなる冬のトマムだからこそ実現できる、幻想的な氷の街。それが「星野リゾートトマム アイスヴィレッジ」です。
3.2ヘクタールに及ぶ敷地内には、氷でできたバーやショップ、教会、シアターに宿泊施設まで!ここまでそろっていると、「本当に住めるのでは?」と錯覚してしまいそう。
建物だけではなくイスやテーブルまで、とにかく何から何まで氷という非現実的な世界は、それだけでも十分にエンターテインメントですが、ここでは遊びもしっかりと堪能できます。まずは定番の氷の滑り台、そして天然のアイスリンク、さらにはアイスリンクの上を爽快に走り抜けるジップラインもあり、大人も子供も大満足。
飲んで、食べて、遊んで、夜には泊まって、氷の街の住人になってみませんか?
- 北海道勇払郡占冠村中トマム
- 0167-58-1111
・開催期間:2023年12月10日~2024年3月14日予定
・開催時間:17:00〜22:00
・入場料:小学生以上600円(トマム ザ・タワー、リゾナーレトマム宿泊客は無料)
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8.厳冬期ならではの楽しみに出合える「おびひろ氷まつり」
北海道内でもとりわけ寒さが厳しいといわれる帯広。その凍てつく寒さをあえて楽しむために出かけたいのが、帯広の冬の風物詩「おびひろ氷まつり」です。
十勝を代表する冬の一大イベントであるこの氷の祭典は、市街地にある緑ヶ丘公園を中心に、厳冬期の3日間だけ開催。市民参加型のコンテンツも多く、地域住民をはじめたくさんの人でにぎわいます。
例年、会場には芸術的な大氷雪像や繊細な透明感に魅了される氷彫刻を多数展示。氷でできた迫力ある大滑り台は、子供も大人も楽しめます。また、公募によって帯広市民が制作した氷雪像コンクールの作品も見応えたっぷり!夜にはライトアップされ、氷雪がより美しさを増し、幻想的な雰囲気に包まれます。
ほかにも、回転そりや冬の夜空を彩る花火、グルメ、ステージパフォーマンスなど充実の内容で、毎年大盛況!氷雪の世界を満喫するためにも、氷の上に座っても平気なくらい防寒対策を万全にして参加しましょう。
- 北海道帯広市緑ケ丘2 緑ヶ丘公園一帯
- 0155-22-8600(帯広のまつり推進委員会)
・開催期間:2024年1月下旬予定
・入場料:無料
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9.昼と夜で異なる氷の世界が広がる「千歳・支笏湖氷濤まつり」
新千歳空港から車で約40分、千歳市にある「支笏湖(しこつこ)」は日本最北の不凍湖。環境省による湖沼水質測定で過去何度も全国1位となった支笏湖の湖水は澄んだ青色で、その美しさから“支笏湖ブルー”と呼ばれています。
そんな支笏湖で冬に開催される「千歳・支笏湖氷濤(ひょうとう)まつり」は、清らかな湖水と寒気を活用した、まさに自然の芸術作品を楽しめるイベント。
“氷濤”とは氷の柱のことで、支笏湖の湖水をスプリンクラーで吹き付けながら少しずつ凍らせて作られた大小さまざまな氷濤が、会場内に所狭しと立ち並びます。そんな美しい氷像作品の数々を「氷の美術館」として鑑賞できます。
青白く輝く日中の氷の世界と、ライトアップされた幻想的な夜の世界、ぜひ両方の時間帯を堪能してはいかが。
また、コラボ会場である「ノース・スノーランド in 千歳」では、チューブスライダーや四輪バギー、スノーラフティングなどのアクティビティを体験できます。氷濤まつりの会場からは車で約25分。こちらもあわせて楽しめば満足度アップですよ。
- 北海道千歳市支笏湖温泉
- 0123-23-8288(支笏湖まつり実行委員会)
・開催期間:2024年1月27日~2月25日
・開催時間:10:00~20:00、ライトアップ16:30~20:00
・入場料:高校生以上500円
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10.温かいろうろくの明かりで満たされる「定山渓温泉 雪灯路」
JR「札幌」駅からバスで約1時間の場所にある「定山渓(じょうざんけい)温泉」では、毎年冬に幻想的な光のイベント「雪灯路(ゆきとうろ)」を開催しています。
会場は温泉街にある定山渓神社。雪に覆われた境内に灯された無数のスノーキャンドルは、柔らかな光で周囲を照らし、来場者の心を優しく温めてくれます。スノーキャンドルが並ぶ先には、プロジェクションマッピングとイルミネーションが自然と一体となる「祈りの森」が出迎えてくれますよ。
開催期間中は定山渓神社を始発・終点に、温泉街の宿を巡る無料のシャトルバスも運行。ろうそくの光に癒やされたあとは、ぜひ温泉で冷えた体をじっくり温めましょう!
- 北海道札幌市南区定山渓温泉東3丁目 定山渓神社
- 011-598-2012(定山渓観光協会)
・開催期間:2024年1月27日~2月3日
・開催時間:18:00~21:00
・入場料:高校生以上500円(定山渓エリア宿泊者は無料)
11.日本夜景遺産!光輝く氷瀑に魅了される「層雲峡温泉氷瀑まつり」
道北エリア・川上郡に位置する景勝地・層雲峡(そううんきょう)で、1月から3月の長期にわたって行われる冬のビッグイベントが「層雲峡温泉氷瀑まつり」です。
夜になると会場内はライトアップされ、さまざまな色に光る巨大な氷瀑に囲まれます。その幻想的な美しさから、日本夜景遺産にも選ばれている注目のスポット!
高さ約13mの展望台や滑り台などもあり、氷雪で遊べるのも見どころです。夜にはライトアップに加えて打ち上げ花火も上がり、思い出深いイベントになること間違いなしです。体が冷えたら層雲峡温泉でゆっくり温まりましょう。
- 北海道上川郡上川町 層雲峡温泉
- 01658-2-1811(層雲峡観光協会)
・開催期間:2024年1月27日~3月17日
・開催時間:17:00~21:30
・料金:協力金500円 ※アトラクションは別途料金発生
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